プレゼントに、節電に。いい扇子の選び方・使い方
晴れれば暑いし、雨なら雨でジメジメするし、かといって今年の夏は節電に努めたい夏ではあります。
そんなときには、ちょっと内ポケットから扇子なぞを取り出して、優雅で風流に夏を楽しんでみませんか。
父の日のプレゼントにも使えそうだし、いい扇子って具体的にはどんな点を見ればいいんでしょうか?
(1)まずは閉じた状態の扇子を正面から見て先端部分が平らであること。そして真上から見た時に扇の紙を折ったところが平らであること。これらが整っているのは職人の熟練された技がいかされている証です。
(2)扇子を広げたとき、扇面の天(上部)より約1センチまで骨が入っていること。骨が長過ぎると扇面の紙が破けやすくなるし、短すぎると扇子が壊れやすくなるので、快適に仰ぐことができにくくなります。
(3)持ち手部分の要が、きつすぎるものや緩すぎるものも、仕立てがよくない証拠です。扇子を広げた時に滑らかな感触のものを選びましょう。
そして、買った後のポイントとして、購入したときに帯のように巻かれている紙("せめ"といいます)は捨てないこと。
シーズンオフに扇子をしまう時に再び巻いておくことで変形を防いでくれるのです。
使う時ですが、広げるときには音を立てず、胸元より下で静かに仰ぐと良いようですよ
ただ、バタバタと風を起こすのではなく、「風を流して」文字通り風流に涼みたい夏の逸品です
江戸のれんさんでは、創業は天正18年(西暦1590年)日本橋小舟町の老舗 伊場仙の扇子をはじめ
江戸の昔より継承された伝統の品々をお届けしてくれます。
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